Chi garden

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「LaLaLa Goodbye」


どゆこと?(お題が斬新すぎる)


(物語りが浮かんだので、描いていきますね。)






今まで、Noa(架空の名)は、内気だった。


ヨーロッパ辺りにある、小さな小さなお話し…



レンガ、石畳、鮮やかな花

暖かい人

美しい風景


Noaは、刺繍が得意で

彼女は、黙々と手を動かす


その日は、ずっと雨続きだった街に陽がさしこみ

銀色が織り込まれた糸は、輝いている


〜♫


鼻唄は、昔から好きなあの曲


〜♫



…?おや?

Noaかい?


久しぶりに来ていた叔父が、窓から耳を澄ます


…「やぁ、Noa。」

「あら、叔父様。」


会話は昨日までの雨、刺繍の配色など


「ところで、Noa」

「?」


「Noaは、唄は好きかい?」

「えぇ、だけどお祖母様から教えて頂いた曲だから、続きが、分からないの。」


「そうだったんだね、…そうだNoa。わたしの街に一度、来ないかい?あ、急ぎでは無いんだよ。」

「?」


「わたしの街にね、弦楽器を作る工房があって、一度見に来ないかい?」


「まぁ、素敵。…そうね…今度の3日なら、きっとこの、刺繍も完成して、お客様には届けた後になるわ。」


「じゃあ、3日に、また来るよ。」

「はい、叔父様、ありがとう。」





3日。


「叔父様、私、この格好で大丈夫かしら?」

「わっはっはっ、気にしないで大丈夫だよ。」


工房の中へ


〜♫


(美しい歌声)


「…(拍手)」

こちらに気付く、背の高い男性がお辞儀をしている


「やぁ、IGU、相変わらず素晴らしい歌声だな。」

「あ、ありがとうございます」



ゴニョゴニョ…(世間話し)


「IGU、お願いがあるんだが。」

「は、はい。」


「Noaの歌声を、一度聞いてもらえないかい?」


「?」

「…(汗)お、お、お、叔父様っ(汗)無理です、無理です(汗)」

「Noa、一度で、良いんだ。刺繍をしている時みたいに。それと、今日はこの後、姉…Noaのお祖母さんのお墓へ行こうかと、思っていてね。」


「Noaのお祖母さんへ、ここであの唄を届けてみる。それなら、どうだい?」


「…(確かに、お祖母様の前では一度も、唄った記憶が無いわ。それに、お墓の近くには沢山お店があるから、唄えないし…)」


考え中


「…IGU、新作のヴァイオリンを見せてくれ」

「あ、は、はい。」


Noa考え中


「あ、あの、いいんですか?Noa?Noaさん?」

「あっはっは、Noaは、刺繍が仕事だからね。色々と、考えて、そのうち、何か、頭の中で、答えが出るんだろうね笑」


二人はヴァイオリンを見ている




〜♫


「ほら。」

「Noaらしいな、あっはっは笑」



〜♫(大)


「!?」


「その顔は…な?IGU。そうだろう?」

「彼女…Noaさん、今まで、唄を指導された経験は?(汗)」


「無いんだよ。無くても、凄さが分かる。」

「は、はいっ!」






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LaLaLa Goodbye。





10/13/2025, 12:12:02 PM