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○○が"ある" や ○○で"ある" のように
何かを表すときには在るという存在概念を経由する

そして存在とは何かを記述しようとすれば
存在とは○○で"ある" と存在について語る文そのものに
存在概念が使われてしまうというほど根源的な概念である

この問題はとある哲学者が存在概念そのものが存在(が表そうとしているもの)について語るうえで思考を狭めるものだとして「存在」という文字の上に☓印を付けたほどのものである

思えば当たり前過ぎるほどに存在は我々の前に存在する
身近でなくてはならないもののことの喩えで
「空気のような存在」といった表現があるが空気よりも
まず先に存在自体が身近でなくてはならないものである

最も身近で欠かせないが故に透明であるもの

存在は特別である

3/23/2024, 11:58:47 PM