河川敷のベンチ、当たり見渡す限り人影も見えないような田舎町では人に迷惑かけなければ都会のような厳しいルールは存在しない。
タバコに火を付け、煙を取り込む。
しかし、遠くから子供が走ってくるのが見えて、持ち運びの皿に押し当て火を消す。
子供はすれ違う時こちらを目で追えなくなるその時まで凝視していた。
少年にはどんな風にみえたんだろうか。
子どもの頃、僕は彼らを見てなんて思ったんだっけ。
こんなこと考えるなんて、僕も黄昏れる歳になったんだな。
たそがれ
10/1/2024, 4:20:24 PM