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どれだけ共にいても、あのお方は決して僕など振り返りやしないのです

それが分かっていながら、僕はあの美しい人から離れることができなかった


わかっているのです

誰のものにもならないあのお方が
どれだけ強く、優しいのかも

自分がどれだけ醜く、汚い人間であるかも


でも

それでも


それでも僕は
太陽のようなあのお方から
目を逸らすことは叶わなかったのです


たとえこの目が灼かれてしまうのだとしても




『太陽』
/僕の、かみさま

8/6/2024, 3:50:44 PM