東屋に2人で座った。彼の言動1つ1つに傷ついていた。なのに、曖昧な態度をとった。彼と終わりにしたい気持ちと彼と始まりたい気持ちで揺れ動いていた。彼は知らない。ただ静かだった。私が今日1日楽しんでいたと思ってるだろう。熱っぽい頬を風が撫でた。じっと雲を見ていた。散々なことを言って立ち去りたいでも「綺麗だね」って笑いかけたい草は赤く燃やされて叫びを上げている。心はただそれを傍観していた。#たそがれ
10/2/2023, 3:09:08 AM