ほら、そうやって。
心地いい言葉でわたしを騙さないで。
いつまでもそばに居るだとか、
嫌いになることはないだとか、
わたしといる時がいちばん楽しいだとか。
嘘ばっかり、その場の気分で発せられた言葉たち。
わかってた。わかってた。わかってたのに。
わたしは時々、誰かと”二人”でいたくなる。
こんな気持ちになるのなら、
さみしい気持ちに、虚しい気持ちに、
深く、深く、ずぶずぶと、
沈みこんでしまうくらいなら、
───最初から、ひとりでいさせてくれたらよかったのに。
『だから、一人でいたい。』
7/31/2024, 11:51:20 AM