ひともどき

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きっとひとりなのだろう。
ひとと分かり合える気もしない。
ずっと「ズレてる」「個性的」だとか言われてきた。

否定する心があったなら良かったかもしれない。
が、生憎だいぶん前に捨ててきた。
三つ子の魂百まで、とも云う。


ひとと付き合ったことはあるが、長続きはしなかった。
その後作る気にもなれなかった。
女心はわからないと、捨て台詞を吐きながら。

「きっと分からないんだろう、誰も私の心なんか。」
そうやって、自分から目を背けているから
ひとりで居続けることになるのさ。


私は今日もひとり。
ひとのフリを真似て、ひとのフリして生きている。

お題「永遠に」

11/1/2023, 10:41:09 AM