進学のため引っ越して
就職のため引っ越して
その度にわたしの「キャラ」が少しずつ変わっていく
生来の性格に調整を加え
妥協のラインをあらかじめ決めて
次はもっと上手く立ち回れるように
そうしているうちに気づいた
確かにコミュニケーションは驚くほど円滑になった
しかし同時に、誰にも心を開けなくなっていた
久しぶりに地元に帰って
わたしという「キャラ」の変わりように驚いた
──人と関わるのは嫌い
──わたしのことなんて何も知らないくせに
それら全て
傷つくことを恐れ
ぶつかることを恐れ
恐れているのを笑われることを恐れ
自分を曝け出すことをやめたわたしが原因だった
さらに気づいた
素の自分がどんなものだったか
分からなくなっていた
そもそも、自分に嘘を吐いたつもりはなかった
だというのに
どこまで自分を曝け出せるか
滞在した各地で明確な差が存在していた
何が違ったのか
わたしは変わったのか、変わっていないのか
本当のわたしと
わたしが無理せず隠さず生きていける環境は
どうすれば手に入るのか
もう考えるのが面倒くさい
一旦全てをリセットしたい
どこか遠くの
誰もわたしのことなんて知らない街に行きたい
そう考えているうちは
変わったようで変われていないと
少しずつ変貌する自分の「外側」に歪められ
疲弊していくと
分かってはいるのだが
2/28/2026, 9:33:27 PM