目の前にはどこまでも広がる青い空。耳をすませば子供の楽しそうな声と、自転車でかける風の音。僕は、生い茂る草の上で、土の香りを楽しみながら本を読んでいる。暗い影が落ちてきて、ふと本から目を離すと。少しムッとした表情の君がいた。僕は、ごめんと笑いながら本を閉じる。君は強く僕の手を引く。風に背中を押されるように僕も立ち上がる。そして、大好きな君と今を駆ける。それが僕の日常
6/23/2024, 5:44:36 AM