あの日、わたしは微熱をだした
高校生にもなって微熱で休むつもりなんてない
そう思っていたけど
親が過保護で、強制的に休まされることになった
親はわたしが勉強の遅れを気にしてると
思っているけれど、本当は違う
1日でもあなたに会えないのが嫌だった、つらかった
ただでさえ、今日は金曜日で
土日がはさまって、2日間会えないのに
ああ、会いたいな…
あと3日後しか会えないのか、
でも、
あなたは会いに来てくれた
多分、わたしの親は仕事でいつも夜遅いと
聞いていたからだろうか
家に訪ねてきて、すごく嬉しかった
この日は、いつもとは違う
いわゆるお家デートをした
彼はわたしの体調を心配くれていたけれど
本来、学校に行けるほどだったから、問題はなかった
なりより、彼との時間がわたしを安心させる
ああ、わたしは彼が大好きだ
そう実感した日だった
この時初めて
"今日は微熱が出てよかったのかもしれない"
なんてバカなことを思ってしまった
11/26/2024, 10:24:18 PM