僕は愛の存在で意識を失う。幼少の頃からよく失神して保健室に運ばれていた。おかげで母は兄の時より子育て中の睡眠時間を多くとれたそうだ。 ある日高校で女子に挨拶された。おはよう、とそれだけ。しかしその瞬間僕は意識を失った。それっきり僕は目覚めていない。あのとき、あの子は僕に僅かに愛情があったのだろうか。僕もあの子に愛情を抱いてしまった。この気持ちが溢れ出して止まらない。あの子の瞳の輝きが、今でも忘れられないんだ。
2/5/2023, 12:20:45 PM