━━━━━━━━上手くいかなくていい━━━━━━━
中学1年、僕はバレー部に入った。
バレーは生まれて初めてやるから凄く緊張した。バレー部に入ってからの部活は楽しかったけど、それと同時に周りとの技術の差ができてきた。
僕が1つできると同時に一緒に入った友達は5つ出来るようになっていた。初めて友達に嫉妬をした。
それにバレーはレシーブが基礎なのにまだまだダメでいつも失敗する。
ある日の練習試合3セット目で相手チームがリードしてた。焦りからか失敗がどんどん増えていく。
見かけた監督がタイムを取った。
僕のせいだ、怒られる!
と、思っていたけど監督は怒らなかった。逆に心配していた。そしたら監督は
「お前はまだ1年生だろ?確かに周りと比べればまだまだかもしれんが確実に初めの頃より上手くなってるじゃないか。」
僕は泣いた嬉しかったのだ
今まで努力してきたのが褒められたから
監督はそんな僕を見ながら
「それに人それぞれ個人差があるお前はゆっくり少しづつ少しづつ上手くなってい派なんだろうよ。悪く言えば遅いがよく言えば丁寧なんだよ」
「何事も毎日の積み重ねが大事なんだお前はそれがよく分かってる
大丈夫!上手くいかなくていい、それをカバーし助け るのがチーム、仲間ということなんだから」
僕はそれ以降も毎日努力している
監督の言葉を胸に僕はバレー部主将としてこの部を支えていく。
8/10/2024, 2:54:49 AM