私は小学生の頃冒険小説が大好きで、顔をめり込ませるようにして呼んでいた。そしてタイムマシンと言えばH,G ウェルズの小説が有名で、勿論私も読んだ。私が呼んだ物は、そこそこ昔に翻訳されたものだったので、グロテスクな表現が多く読みがいがあった。今はなんでも時代に会わせてしまうので嫌いだ。小説をまだ読んたことのない人が多いと思うので細かい内容は言わないでおくが謎めいた雰囲気があり、読んでいる間私もその世界に入り込んで、タイムトラベラーの主人公気分でドキドキしながら読んでいた。遠い未来にいく話なのでなっとくのいかないことや、失望、驚きが沢山あって感情の宝庫だった。そして、私自信も怖さもありながらタイムマシンで遠い遠い後の世界へ行ってみたいなと思っていた。それが、今はそんなこと1ミリたリとも考えなくなった。何故だろう、私はスマホの前で考えていた。そして「こんな物騒な世界に幸せな未来はないし、見てみたくもなくなってきた。」と言うことだろうと結論を出した。タイムマシンでは、未来の人間かどうかもわからない生き物が過ちを犯しているが、等の現実は「完全な人間」が本にも書きたくないようなとんでもない過ちを犯しているのが日常になっているのだ。どうだろう。まだ弱肉強食でも、得たいの知れない物でも、今の世界よりはいいと思わないだろうか。だがどうしようもない。自分がその日々起こっていることを止めることもできないし、人に止めるよう宣言できるような特別上の地位の人間でもない。それにタイムマシンは小説の話だ。こんなことを考えているうちに、また自分が他の時間へと逃げたくなってくる。もう止めよう。考えないようにしよう。また物騒なニュースが流れてくる朝まで、なるべく考えないようにしよう。でも私は忘れることはできない。どうにもできないが、タイムマシンがあったら過ちを犯す前にそいつらのところに行って行ってやりたい。「今を大切にしろ、後に残るのは罪悪感と絞首刑を待つ自分だけだ。」と。それでも一部の人間はサイコパスという奴らもいるので、その場合は過去に戻り徹底的に始末してやりたい。「人に迷惑をかけるな」本当にその一言しかでない。私はこんなことを書いていて嫌になり、抵当に動画などを見ていた。すると死にたいだとか、ネガティブ発言を歌にのせてアニメにしたりだとか、そんな動画ばかり出てきた。「クソッタレ!!」と思った。内容はどれも親がうざいとか、友達がどうとか、本当の苦しみを経験したことの無い物ばかりで嗚咽まで込み上げてきた。私は今まで友の死や、いじめ、身内内の事件事故など色々経験してきた。動画は大体は小学生から中学生が投稿している。「君たちに人生の何がわかる」そう呟きこのエッセイを投稿した。すると、目の前に黒い塊が出てきたかと思うと、煙をあげ、扉が出てきた。そこから髪を染め上げた私が出てきて。「投稿しない方が良かったのかもよ、あれ」といった。私は目の前にいるもう一人の自分を思い切りぶん殴った。
「タイムトラベル」
後書き
生きてりゃ誰だって辛いことなんてあります。ただ程度の問題なんですよね。近頃の世の中、過敏すぎませんか?というかこれは創作なので一番最初以外はあれですけど、動画のとこほんとに有るんですよね。私は「君たちに人生の何がわかる」って言うのはエールでもあるので取り合えず辛いことがあっても頑張って下さい。拓郎でも聞けば元気でるかもですねw
1/22/2024, 11:07:17 AM