みんな僕のことが嫌いで、僕もみんなが嫌い。
嫌いという感情を受け取り続けた僕にとって、君の存在は太陽みたいに輝いていた。
君が僕にしつこく話しかけるから。僕の前でおかしなことをするから。僕に助けを求めるから。絆されて、心を許してしまった。
君のとなら、こんな人生すら笑い飛ばして生きられる。そんな気がしたんだ。
学ランに身を包んだ青年は。教室の中、ワイワイと騒ぐグループのただ一人を見つめる。その人の声に、動きに全神経を集中させて、1秒たりとも意識を逸らさない。
僕と違って、君には友達が沢山いる。君の人生は僕の何十倍も濃くて、何十倍も豊かなんだろう。
それを考えるたび思う。
君の中で、僕は何番目?。
僕にとっては、君が世界で一番なのに。
3/4/2026, 1:22:49 PM