「愛情」が今日の作文テーマだ。「自分が日常の中で最も愛情を感じるのは、どんなタイミングか」と考えてみた。すると「自分が食べようとしているお菓子や料理を、息子にねだられて分け与えているタイミング」だと思った。ちょっといいお菓子を食べようというときに、目ざとく見つけた3歳児が駆け寄って来て「〇〇くんもたべるー!」という。自分は笑って「〇〇君も食べる?じゃあ半分こしようか」と言い、自分が食べるつもりだったお菓子を半分に切り分けて与える。なんなら、半分より少し多めにあげたりする。そういうときに「ああ、自分は息子を愛しているんだなあ」と思う。常識のある立派な大人から見れば、「そもそも最初から、自分だけ食べようとするなよ」とか「大人のくせにお菓子ぐらいで恩着せがましいぞ」とか思われるだろう。でも自分は立派な大人ではないので、「自分が食べるつもりだったのにぃ」という気持ちがある。自分にとっては「自分の分を減らしてまで、美味しいものを食べさせてあげる」というのが、最大級の愛情表現らしい。
11/27/2024, 1:50:20 PM