【光と霧の狭間で】
ずっと届かない光があったんだ。
それは、真面目に努力を続ければ何にでもなれる
小さい頃からの信念を簡単に否定した。
そして僕は、光のない場所へと落ちていった。
努力さえすれば誰でも何にでもなれるなら
この世に面接や選抜なんて必要ない
ただ努力を続けるやつだけ選べばいい。
でもそんな世界じゃないから
真面目が損をする。
才能のあるクズと努力を続ける真面目とで
クズのがすごいと言われる世界で、
自分の才能を探して、いくら嫌いなものでも
適応することをしていた方が儲かるなら
どうして努力を続けようと思えるのか
ある友に聞いたことがある。
才能がないならやめた方がいいだろうかと。
少し考えた後、こう答えた。
嫌なら続ける必要は無い。
しかし好きならばそれだけで続ける価値はある
才能があろうがなかろうが、やめたら皆等しく負けだ
やりたいことをしたらいいと思うよ、綺麗事だけどね
どうして努力を続けられるのか
それがわかった気がした。
まぁそれで頑張ろうって思えるほど
立派な人間じゃないけれど
頑張る意味があるなら少しだけやってみようって思えた
努力するのは苦手だけどさ
手を伸ばすくらいは許してほしいかな。
10/19/2025, 7:44:03 AM