夏に何かを失った。
例えば、
人と肩がぶつかって睨まれたとか、
満員電車で後ろから押されたとか、
電車で席をゆずっても礼もなかったりとか、
ちょっとミスしただけで挨拶しなくなる上司とか、
終わらない物価高とか、
終わらない戦争とか、、、。
そうやって神経をすり減らして、
自分が削られて削られて小さくなって、
消え入りそうになる前に思い出すんだ。
そんなものはくだらないんだって。
実にくだらない。
くだらないって吐き捨てていいんだ、そんなものは。
ふざけんなっていっていいんだ、そんなものは。
大丈夫。
本当はもっと大きい。
自分は宇宙だ。
宇宙は自分だ。
宇宙とは自分の一部なんだ。
宇宙の大きさと同じ自分を想像してみるんだ。
自分の大きさは宇宙の大きさと同義である、と。
そうイメージするだけでいいんだ。
そうすると、
少し本当の自分を取り戻せるんだ。
大丈夫。
夏はまだ終わらない。
だから、大丈夫。
夏
の
忘れ物を 完
探
し
に
9/2/2025, 9:41:49 AM