小雪

Open App

お題「未来」


「すみません。ここはどこですか?」
私はセーラー服を着たまんま不思議な世界に来ていた。空気が妙に吸いやすく綺麗な不思議な感覚だ。
「あれ?お嬢ちゃん見ない顔だね」
その前身黒いスーツを着た女性が答えた。顔つきはとても綺麗でクレオパトラのようだ。
「キミ、どこからきたんだい?」
私は周りを見渡した。ここは明らかに私の住んでいた世界ではなかった。車のような物体が人を乗せて運んでいたりした。それよりも1番おかしい点はみな2m以上の身長を持ち手足がロボットだったりするからだ。
私はこう尋ねた。
「今は何年ですか?」
すると女性は、
「今は3651年だよ?君記憶喪失なのかい?」
私は驚いた。いや驚いたでは済まない。声すらも出なくなった。
しばらくするとその女性が喋り続けた。
「もしや君、、、。2030年計画の使徒の実験体かい?!」
私は、言っている意味を理解していなかった。
使徒?実験体?なんの話しだろうか。
私は少し考えたあと女性に伝えた。
「私は2024年からきたようです。2030年計画のことは知りませんが私はどうすればいいのでしょう」
と。
女性は手首から小さなスクリーンのようなものをだした。これは未来のスマホだろうか。私は本当にタイムスリップしてしまったのだと実感した。
女性が呼んだであろう白衣の男性が来た。
「キミ、またおかしくなってしまったのかい。今日は部屋で休み給え。」
私は言っている意味がわからず立ち尽くした。
「ここは2024年だ。キミまたおかしくなったね?ここは精神科の病院だよ。」

6/17/2024, 12:11:52 PM