生活の為、仕事の為とはいえ山奥へ入りすぎた。
帰路につく前に日は沈み暗くなってしまった山道を慎重に歩く。
見覚えのある竹林に出た辺りで光を放つ竹があることに気が付いた。
これは助かった。少しでも明かりがあると落ち着くのぅ。
そしてその光る竹を切る。
上下を切っても光は消えず、その明かりで無事に家に帰れた。
そのまま竹を部屋に入れるとやわらかい光でいつも暗い部屋が照らされた。
(やわらかな光)
かぐや姫のオマージュ、かぐや姫が入っている節を切らなかった場合。
10/16/2024, 12:52:01 PM