まだわずかにもやのかかる校庭を見下ろす。 今日こそは、なんていつものように思いながら。 静寂が心地よい。肘を立て手に頭を乗せる。目を瞑れば、コツコツと階段を歩く音が聞こえる。 ふと。目を見開いた。 空を舞う君と、目が合った気がした。『誰もいない教室』
9/6/2025, 10:41:23 AM