腕を切っている。でこぼこしたあと、なぞるとなんだか心地がいい。でこぼこでこぼこかゆみ、いたみ、、たぶんもう、ずっと僕の体に残り続けるんだろう。七色に光る草花が徐々に彼を包んでいく。あぁ、沈むようだ。ここは酷く暖かい。母親の腹の中とも、愛しい人の腕の中とも言えない。ただ暖かいのだ。蛍が周囲を舞っている。ほたる?蛍じゃないかもしれない、ただの光、舞う物体か。僕の脳みそはそれほどに温かさに溶かされているか。
3/26/2025, 12:18:37 PM