何もないただの白い空間。開けた目にはチカチカするほどのそれが広がっていた。どこが終わりで始まりか。それすらもわからないほどに。あぁ、そうか。自分の心はそれくらいに何も思っていなくて空っぽだったのか。なら、もう一度目を瞑って開けたら、そこは色づいている世界が広がっているのだろうか。現実はそう甘くない。なら、もう少しここにいてもいいかな。「目が覚めたら」
7/10/2023, 12:14:41 PM