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いつも君の影にいた
広い広い背の後ろにいた
其処はぬるま湯みたいに優しくて
たまに振り返る君の笑顔が
殊の外嬉しそうだったのを覚えている

今は私が前に立つ
眩し過ぎた光を受け止めて
灼き貫く痛みに揺らがずに
時に走る怖気の闇に
堪えること無く叱咤を振るい

そうしてたまに振り返る
私の後ろにいる君が
幸せそうに眠る時
私は嬉しくてたまらない

君を守り愛せることが
幸福に過ぎてたまらない

‹君の背中›

2/10/2025, 10:06:10 AM