僕はあるカフェの店長をしている。しばらく顔を見なかった、突然の君の訪問。ちょっと痩せたかな。顔色も良くないみたいだ。いつものカフェオレを出しながら、様子をうかがう。常連客の何人かが来て、君は何事もなかったかの様に笑っている。なんだ、気のせいかな。それでもお会計の時、ふっと寂しそうな顔に戻ったのを見逃さなかった。明日も来てくださいね。そう言うのが僕にとっての精一杯の言葉。こくん、と頷いた君、やっぱり笑顔の方が素敵だな。
8/28/2024, 10:35:39 AM