フィルター、厄介である。
推しフィルターというか、好きフィルターというか。
アレ、結構厄介だなぁと思っている。
自分は自他共に認める、恋は盲目野郎である。
だからビックリするくらいフィルターがかかるらしい。
好きな相手なら、何でも可愛くて堪らないのだ。
変なことしてても、理不尽でも可愛い。
友人からはよく、目を覚ませと小突かれている。
それでも治らないのだ、子供の頃から。
コレ、一見別に困らないように思えるのだが…
将来を見据えると、かなり不便で厄介なのである。
どんなに今好きだったとしても、その気持ちが未来永劫続くことは有り得ない。
どこの夫婦を見ていても、それは明らかだ。
稀にずーっと仲の良い夫婦が居ると聞くが…
大方、何か裏があるに決まっている。
実際に遭遇したこともないし、ユニコーンである。
だから、恋心が冷めてフィルターの魔法が解けた時…
そこで待っているのは地獄なんじゃないだろうか。
結婚なんてしてしまっていたら、もう。
だから、自分は結婚に向いていないのだ。
これはかなり致命的な厄介ポイントである。
別に、結婚願望が強いワケではない。
ただ、独身で居てもいいが、結婚もしてみたい。
結婚とはどういうものか、経験してみたいのだ。
…こういう点も、結婚に向いていないと思う。
結婚を何かしらの娯楽と捉えている節がある。
もちろん、盲目中はメチャクチャ楽しい。
毎日がエブリデイである。
ただ、その分代償も大きいという話だ。
フィルターが外れた時、何が見えるのだろう。
9/10/2025, 6:33:05 AM