鋭い眼差しだった
屈強で明らかに俺よりも強い。
それでも、
どうせ高校は終わる
そして人生も終わる
いずれ俺は死ぬし世界も死ぬ時が来る
誰も俺を、俺の生きた世界を、知らない日が来る
だから俺は気にせず好きなようにやりたいことをやる
グーパンで殴ってやった
倍にされた
痛い。
それでもまた明日も、
糞共に頭を下げるような価値はない明日だから
繰り返し俺はそうやって生きていく。
それなのに、
それでも、
小さな事で
俺のしたことは無駄じゃなかったって思える、
明日だから
世界だから。
終わりがくることを、知りながらも
俺は今日を歩む。
10/15/2024, 2:28:22 PM