空を見上げる少女の瞳に映る世界は、光り輝いていた。
今世紀、最後の夜。
「ありがとう」と「さよなら」の二言だけ君に残して
私は、風に身を預けた。
「また会う時は、HappyENDでありますように。」
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寒気を感じる。
風が心地よく入っていた窓から何かを感じた。
それは、何か不吉な様なもの。
その予感はすぐに当たった。
赤と白の光が僕の目に映る。
「嗚呼、なんで……」
目から何かがこぼれ落ちる。
「最後まで月は綺麗ですね。」
5/14/2023, 12:49:42 PM