John Doe(短編小説)

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墜落


          白いサマードレス姿の君は

 何処からともなく現れる

        僕を困惑させる

君は優しく僕に語りかける

          「いつでも手助けするよ」

   もううんざりなんだ

  わかってる。自分でなんとかしないとね。

              気が狂いそうだ

 でも、それも終わる

           僕が終わらせてやるんだ

ダイオキシンの世界

            赤い絵の具と酸素

 万華鏡を除くみたいに

            頭の中で回転する
   
プールサイドから飛び込めばいい

                影と波紋
 
 サマードレスの君がいる

                 すぐそこに

  身体が軽くなるよ

            君に触れそうだ

 そばにいてくれるよね?

 ずっと

       ずっと

              ずっと。
        

8/25/2023, 11:07:52 AM