無季

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    ネオンの眩い夜の街を
    履き潰したスニーカーを履いて歩き回る

    荒んだ心も、擦れた精神も、
    もう、真っ当な頃には戻れそうにない。

    汚い恋情に、愛を囁いて
    財布の紐が擦り切れていく
    虚構に縋って、嘘を受け取る
 
    やめたい、なんて言えなくて
    また会えるといいねって法螺を吹く

    吐いた言葉を裏返しても、
    お互いに虚無しかないと知っている

8/22/2024, 2:29:22 PM