過ぎた日を思う
秋の匂いが深まる。
...散々嫌だった夏が少し恋しくなる。
夏は嫌いだ。
少し動けば汗をかくしセミの鳴き声は頭痛がする。
洗濯物が乾くからと外に干せば夕立にあう。
夜は寝苦しいし日焼けしてしまう。
本当夏は散々な目にあう。
だから嫌いだ。
それなのに秋が深まって、暑さは汗と一緒に風に飛ばされて
セミのいない毎日は静かで寂しさを感じる。
洗濯物は乾きにくくなって夜は肌寒い。
私がわがままなだけだろうか。
夜風を浴びて真っ暗な夜空を見てると
おっきい入道雲を思い出す。
また真夏の暑い空の下で冷たいアイスを食べたい。
また来年まで待ち焦がれることになるんだろうね。
語り部シルヴァ
10/6/2024, 11:38:16 AM