まだ見ぬ世界へ!、さぁ、行こうではないか。
そう聞こえてしまったのも、全部徹夜のせいだ。
いつも通りやることさえ、していたら、そうは、
ならなかったはずなのに、フラッと休憩室へ寄る
するとそこには帰ってはずであろう人物がいる。
仮眠室のベットでスゥスゥと眠っていたのだ。
何か紙袋を机に置いてただただ誰かを待っている
そのように感じたが彼がゆっくりと目を覚まして
その言葉を言いその正体が直ぐに分かった。
"やっと…来た…遅いぞ…んっ…これ…徹夜してる
と思って…作ったから食べろよ…、あと交代な…"
そう言われて、直ぐに眠っていたであろう、
ベットに吸い混まれれて抱き付かれた。
まるで抱き枕かのように抱えられた、でも、
何だがそれが無性に落ち着いてしまったのだ。
その理由が多分、彼の鼓動がよく聞こえる位置に
ボクの顔が近かったからであろうことを知り、
恥ずかしくも思うが何を感じているか驚きや、
様々な感情が混じり合ったが、柔らかな胸に少し
変な気持ちを抱いてしまったのは、全て、
徹夜のせいだと思い込み、目を閉じた。
次の日には、そのベットには当の本人は居らず、
仮眠室にあったお弁当を食べて、
会社のシャワー室に入り、そのまま、
仕事を開始しようとしたら、平然としていた彼が
真っ直ぐデスクワークをしていて、
それがちょっと気に食わなくて嫌がらせで、
首筋へキスマークを付けてやったら、
真っ赤な顔をして、何か言いたげだったが、
満足したのでその場を立ち去って今日の仕事へ、
外回りの殲滅と保護へと回ることにしたが、
あの顔が忘れられず悶々とするのは確実に、
自分が悪いことは分かってしまった時には、
時既に遅し、恋の始まりは何だか甘過ぎたなと、
まだ空は何時か示さない色をしていたのに、
そう天に向かって言ったことは彼には内緒だ。
狛(→→→→→)→日(未来機関パロ)
6/28/2025, 8:48:06 AM