題 太陽
あなたは太陽だよ。
そんなこと言ったらどう反応するかな?
笑うかな?呆れるかな?嬉しい?はたまた戸惑う?
大好きなあなたが隣にいるのをチラッと確認してしまう私。
だって好きなんだもん。
こうしてデートできるだけで本当に天にも昇る想いで。
あなたと出会えたこと、あなたと恋していること、あなたと恋人になれたことにいつも感謝してる。
私にとってあなたは太陽。
う〜ん、笑われてしまいそう、その可能性もあるかも。
でも、太陽ならそんな反応こそ実は相応しいのかも。
私がふふっと笑うと、あなたは不思議そうな顔をして私を見た。
「何で笑ってるの?」
「あなたって太陽みたいだなぁって思って」
「え?太陽みたい?何言ってるの、君でしょ、それは。君こそ太陽みたいだよ、いつも明るくて、優しくて、可愛くて、見てて楽しくて、今も太陽みたいとか意味不明なこと言ってるし」
「あ・・・えっ、そ、そんな・・・」
意味不明という言葉にツッコミを入れる前に、まさかの褒め殺しの言葉に照れてしまう。
うう、予想してなかった反応・・・。
でも、素直に嬉しい。
と思ってると頭を撫でられる。
「!」
ビックリして彼氏を見ると彼氏は首を傾げて私を見ていた。
「可愛い」
「・・・もういいから、私の負けたから」
「え〜!どういうこと?相変わらず君って面白い」
彼氏の爆笑が太陽の笑顔みたいで眩しい。
こんな彼氏といられて、私は改めて幸せを噛み締めていた。
どっちが太陽でもいいんだ。
あなたがいてくれれば私は何だっていいんだから。
8/6/2024, 11:30:09 AM