MARBLE

Open App

目覚めとともにカーテンを開けて
朝日を浴びて体に活を入れる。

というのは、あくまで理想。

現実は、布団の中で何度か寝返りをうちながら
少しずつ、意識がハッキリしてくるのを待っている。

体にまとう布団の気持ちよさと
うっすら差し込む朝日の二つの温もりが
再び私を眠りの世界へと誘惑する。

もう少しだけ、このままで。

私は今日も誘惑に勝てない。

68:朝日の温もり

6/9/2024, 11:08:54 AM