れい

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君と出かけるのは今日で4回目。
なんでか誘ってくれるから断る理由もなく私は今日も君と出かける。
、、私はデート、、と、思っている、、けど、
君はどんなつもりで誘ってくれているんだろうか。

(なんかそんな雰囲気もないし、まぁ本当に友達的な、、感じだろうか、)
そんなこと思いながら待ち合わせ場所少し早くついて君を待っていた。

まぁ、いつも楽しいから良いんだけど。

【君さぁ、今1人?俺と遊ばない?】

(げ、、え、ナンパ?私?えー、、、)
「いや、人と待ち合わせしててもうくるので」

【でも結構待ってない?こないんじゃない?笑くるまえにさ、俺とお茶でもして、遊ぼうよ、ね!】
と急に腕を掴まれてしまった。
「あ、いや、ちょっ、本当にあの、」

『ちょっと、すみません。その手離してもらっても良いですか?』
(あ、、)
【あ?なんだよ邪魔すんなよ】

『いや、邪魔もなにも、僕が彼女と待ち合わせしてたんです。僕が来たので邪魔なのはあなたです。やめてください。』
と私を引き寄せてくれた。

【ちっ、なんだよ】
と普通に去っていった。よかった。

「あ、ありがとう。」
『ごめんねっ! けがはない?他に何かされてない?』
眉毛をこれでもかと下げている君。

「大丈夫、ありがとう」
『よかったぁ、良かったよ、本当に。』

、、きゅぅっと胸が苦しくなる。
好き募ってきているな、、。
あまり期待はしないように、しなきゃな、なんて。

今日のお出かけ中そんなこと考えてしまっていた。
でも今日も楽しかったな。

『あのさ、、今日、なんか元気ない?』
君がそう聞く。
「え、なんで?」
『なんか、、元気ないように見えて、やっぱ待ち合わせの時何かされた?それとも僕と、、いるのは楽しくない?』
「そんなことない!!」
ぶんぶんと首を横に振った。
「君といるのが楽しくて、、、その、、、勘違いしそうで。」
『?』
「、、デート、、かなって。」
赤い絶対、私赤いな、、。


『勘違いなんかじゃないよ。』
「え?」
『そっか、、、僕のせいだね。ごめん。もっと早く言えば良かった。、僕も、その、、ちょっと不安で。、、

でも勘違いなんかじゃない。僕は君だからお出かけに誘ってるし会いたいと思うんだよ。、、デート、だよ。』

『君が好きなんだ。その、、これからもずっと一緒にいられたらなって、、思ってます。君とずっと一緒にいたいなって、、、本当に。』

「私も、、好き。好きです。」

『つ、付き合ってくれますか?』
「もちろん、、っ、」
泣いてる私を優しく抱きしめてくれた。

嫌われてなくて良かったぁと君はだいぶ焦っていたみたいで、抱きしめながら君も私につられて泣いちゃって。

それがちょっとおもしろいしかわいいなと思った。
とりあえず2人とも泣き止むまでしばらく、このままで。

4/8/2023, 10:40:09 AM