のぞみ

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「何で?別にいいじゃんこんぐらい!いちいち文句言わないでよ!」
「はぁー?さりんが悪いんでしょ?
こんな作業ぐらい丁寧にやってよ!」
私・さりんが親友の夏奈(なつな)と喧嘩したのが一週間前だった。ささいなことだったけど、お互いにムカついてお互いに謝らずにいたら一週間が経っていた。
今日もお互い素直になれず私達は別々に帰る。
早く仲直りして前みたいに戻りたいけど、なかなか素直になれない。
でも、たぶん夏奈も私とおんなじふうに思ってる。
私と夏奈は小学校の頃からずっと一緒だった。
だから、何となくわかるんだ。
私達は考えが似てるから。
だからそんな似たもの同士私達が喧嘩したのは久しぶりだった。
仲直りしたいな。
そう思いながら、1人家に帰った。
「あなた達をこの中に閉じ込めました。この中から抜け出したければ、問題に答えながらこの世界から抜け出しなさい。しかし、さまざまな試練が待っています。
これを受けるか受けないかはあなた達次第ですか、受けなかったらこの中から一生出ることは出来ません。
どうしますか?」
突然、謎の男がそう言った。
どういうこと?
私はさっきまで家に帰る途中で道を歩いていた。
これは夢なの?
びっくりしながら周りを見渡すと隣に夏奈がいた。
なんで、夏奈がいるの?
「どうしますか?この試練を受けますか?受けません「何で?別にいいじゃんこんぐらい!いちいち文句言わないでよ!」
「はぁー?さりんが悪いんでしょ?
こんな作業ぐらい丁寧にやってよ!」
私・さりんが親友の夏奈(なつな)と喧嘩したのが一週間前だった。ささいなことだったけど、お互いにムカついてお互いに謝らずにいたら一週間が経っていた。
今日もお互い素直になれず私達は別々に帰る。
早く仲直りして前みたいに戻りたいけど、なかなか素直になれない。
でも、たぶん夏奈も私とおんなじふうに思ってる。
私と夏奈は小学校の頃からずっと一緒だった。
だから、何となくわかるんだ。
私達は考えが似てるから。
だからそんな似たもの同士私達が喧嘩したのは久しぶりだった。
仲直りしたいな。
そう思いながら、1人家に帰った。
「あなた達をこの中に閉じ込めました。この中から抜け出したければ、問題に答えながらこの世界から抜け出しなさい。しかし、さまざまな試練が待っています。
これを受けるか受けないかはあなた達次第ですか、受けなかったらこの中から一生出ることは出来ません。
どうしますか?」
突然、謎の男がそう言った。
どういうこと?
私はさっきまで家に帰る途中で道を歩いていた。
これは夢なの?
びっくりしながら周りを見渡すと隣に夏奈がいた。
なんで、夏奈がいるの?
「どうしますか?この試練を受けますか?受けませんか?」
私が混乱しているのは無視して謎の男はそう告げる。
「何ですかあなた、ここはどこ?
もとの場所に私を返して!」
夏奈が焦った顔で言う。
「いいえ、返すことは出来ません。
あなた達に残された選択肢は試練を受けるか受けないかのどっちかです。そして、受けるとしたら2人一緒にです。手を取り合って進むのです。」
意味がわからない。
しかも、今夏奈とは喧嘩中だしすごく気まずい。
「どうすんの?こんなとこ意味わかんないけど、ここから出してもらえるには試練を受けるしかないし。しかも
さりんと一緒なんて上手くできるか不安しかないけど。」
何よ。その言い方。
一緒に行動しないとなら今だけでも仲良くしようなんて
気持ちないの?
ムッとして言い返す。
「別に、出れないならやるしかないでしょ。
早くいこ。」
私もそっけない言い方になってしまった。
隣を見ると、夏奈もムッとしていた。
「そうね。じゃあ、受けます。この試練。
何すればいいんですか?早く帰りたいです。」
夏奈がそういう時男は話した。
「あなた達はまずこの先にある扉を開けたら試練を受けてもらいます。
しかし、試練に失敗すると、試練はもっと難しくなりそして追い手がつきます。その追い手に捕まったらまたこの場所から一からのスタートとなります。」
嘘!?あまりにもそれは厳しすぎない?
しかも追い手がつくなんて・・・・・・・・。
よりにもよって喧曄中に夏奈と一緒に行動なんて。
「では、スタートです。お気をつけていってらっしゃい
ませ。」
よし。とにかく行こう。
と、私が決心した頃には夏奈は既に扉を開けてこっちを向いていた。
早くしろと言いたげな顔をしてこっちを見ている。
さすがに何年もしていなかった喧嘩の溝は深いようだ。
喧嘩する前はこんなんじゃなくて、喧嘩なんて考えられないくらい夏奈のこと大好きだったのに。
少し切ない気持ちになりながらも扉の方へ向かう。
これから私達2人でやっていけるかな?
不安を抱きながらもその扉を潜った。

最初に扉を潜って待っていたのは
黒の扉だった。
今ぐぐったのにもう一度潜らないといけないらしい。私達がもう一度潜ろうとした時
「ライトを手に取って下さい。そして、2人一緒に行動して下さい。では、どうぞ。」
ライト?言われた音声に従ってライトを手に取り今度こそ扉を潜る。
そこには何もない暗闇だけが待っていた。
でも、それが私にとって何よりも恐怖だった。
暗いところが苦手。
小さい頃、怖いことがあってそれ以来暗いところは苦手だった。
怖い。
思わず、足が止まってしまう。
「大丈夫?」
それは夏奈も知っていて、こっちを心配そうに見ていた。
明らかに怖がって前に進めない私を察したのだろう。夏奈はため息をついて手を伸ばしてきた。
「ほら。いくよ。早く進まないと帰れないんだから。」
相変わらず言い方はそっけなかったけれど、今はそれどころじゃなくありがたく手を繋いでもらった。
そうしていると少し怖さが和らいだ。
2人で一緒に歩いていると 
音声が聞こえてきた。
「今から言う質問に答えなさい。」

本格的に始まる。試練が・・・・・・・・

                      続く



終わりにしよう

終わりにしたいこんな自分の気持ちに踏ん切りをつけたい。小学6年生の頃からずっと前に踏み出せずにずっと曖昧なままだ。変わりたい。踏み出したい。
そえ思うけど、覚悟が足りなくて中途半端に思いだけで終わる。
終わりにしようなんていえない。
弱いから、怖いから終わりにできない。
いつか終わりにしたい。
でも早くしないと手遅れになるよね。

7/15/2023, 11:29:59 AM