どうせ私なんてだなんて、言わないで。
わたしにとって、あなたはかけがえのない存在なのです。
あなたの声のぬくもりが、あなたのことばのぬくもりが。確かに、わたしの冷えた心を温めてくれたのだから。
数多の雑音のなか、あなたの声だけが、わたしの心を震わすの。
わたしの声は、あなたに届かないかしら。
届いたならば、どうか、応答して。
数多の願いに埋もれた細やかな願い。わたしが思い、わたしが祈る。わたしだけの。
――あなたがあなたを愛せるように。
テーマ「世界に一つだけ」
9/10/2024, 4:47:44 AM