Rost RR

Open App

遠くの空へ

目に浮かぶ紺碧の天の上座
我々がいくら手を伸ばしても掴むことなど無理である。
ただただ見つめることしかできない
何ヶ月、何年経ったとしてもどんなに表情が変わったとしても触れることなどできぬ
我々にとっては遠い存在である。
だが、山に行こうが海に行こうが未知の地に足を踏み入れたとしても見上げればそこに拡がっている
いつもそこで見守っているのだ
天には優しさも非情さもない
ふと立ち止まって心を露わにするのも
たまにの休息には必要だろう。

8/16/2025, 2:07:30 PM