神様が舞い降りて、私に言った
「 」
次の日から私の生活は様変わりした。
いつも空っぽで定期的に音を鳴らしていた
お腹は飢餓を訴えなくなった。
寒さで震え凍えることもなくなった。
それだけでは無い。
私の心を人知れず抉った心無い言葉を
投げかけられることすらなくなったのだ。
ある日私は神様に言った。
「本当に本当にありがとうございました」
神様に全ての感謝を伝えた。
そしたら驚くことに
神様は私の言葉に目を丸くした。
それからこう言ったのだ。
「死神を始めてから
こんなに感謝されたのは初めてだ」
「私はいつの間にか死んでいたらしい」
ああ、でもいつか誰かに言われたっけ
「お前はもう死んでいる」って
7/28/2024, 9:21:36 AM