世界の終わりに、君と海を眺めたいんだ。つれないこというなよ、親友だろう。ああでも、君にだって世界の終わりに、一緒にいたいひとがいるのか。それなら仕方ないし、勿論今すぐそのひとのところへ行ってあげるべきだ。ほら早く行けよ、行けってば。ぼくが腕を掴んで、涙の海に溺れながら、行くなと引き止めてしまう前に。
6/7/2024, 5:25:39 PM