るに

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暖かい温泉。
スベスベになると噂の
観光地の温泉。
温泉街が賑やかで
でも自分は1人で、
少し寂しい。
偶然、
温泉街で友人とすれ違った。
友人は別の友達グループできていて、
とても楽しそう。
声をかけても
特に話すことなんかないし、
自分も相手も困る。
そう思って通り過ぎた。
すると声をかけられた。
友人だ。
おー、1人?
うん、そっちは大人数だね。
まあね。
見たらわかることを話していると、
そこでグループの何人かが
友人にちょっかいをかけた。
会話はそれでおしまい。
でも何も言わず立ち去るのも…。
やっぱり難しい。
人がいなけりゃ寂しいのに、
人がいすぎたら面倒くさい。
川は雨で
流れが早い。
ごめん、話の途中だったよね?
どのくらいだろうか。
10分か、20分か、
それとも5分か。
友人が話を戻そうと話しかけてきた。
顔色悪いけど大丈夫?
そう言われてやっと、
目眩がする事に気づいた。
最近疲れた顔よくしてるからさ。
温泉でゆっくり休んで
一緒に頑張ろ!
みんなしんどい中頑張ってるんだし。
あぁ、
眩しいなぁ。
既にクラクラするのに
太陽を見つめた時みたいな
ふらっとする感覚が来る。
全然大丈夫。
温泉入ったらリフレッシュになるかな。
私頑張れてなかったし、
これからもっと頑張るよ。
頑張って生きるよ。
私がこう言っても
友人が不思議そうなのは、
私が真顔だったから。
"Good Midnight!"
だから私は
エイプリルフールだよ。
そう言って笑顔で川へ飛んでった。
やっぱ私生きるの向いてないわ。

4/1/2026, 3:37:42 PM