神様が舞い降りてきて、こう言った。
"貴方を救済してあげましょう"
救済?なんで必要なんだと思いつつ質問をした。
"俺が何をしたんだ?
生きるためにしている事でもか?"
そう。
救済は俺たちの世界では、殺戮の時間と同じだ。
"だって……貴方は神殺しですから。"
前世が神殺しだからか。は。笑わせるな。
いつ何処でやったんだろうな。
あ、あれか。
あの輪っかがギザギザした奴か。
"無理でも救済して母胎に還ってね。"
その時に俺は体から力が抜けて動けなくなり
光が指した後に見えたのは悪夢だった。
"私の愛おしい子よ。"
早くこの中から連れ出して、
そして、自由を俺に。
頂戴よ。
7/27/2024, 10:18:40 AM