宵風に吹かれたい

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大丈夫?
そう聞かれても、「大丈夫」としか言えなかった。
あんなに心配してくれてたのに、あんなに「助ける」と言ってくれてたのに。
捻くれた私は「」という事ができなかった。
「どうせ分からない」そう突っぱねてばかりだった。
ごめん。ごめんなさい。
貴方は本当に助けようと、理解しようとしてくれてたのにね。
あぁ、もう、あの頃の私に嫌気がさす。
もう戻りたくても戻れないんだ。
貴方だけでも心配してくれてた時が花だったんだね。

言えなかった「」今じゃもう遅すぎる。
本当にごめんなさい。そして、さようなら。

9/5/2025, 9:16:35 AM