♯I LOVE…
あの日から10日経った。
夜は眠れるようになったし
胸にぽっかり空いていた穴が埋まって
息ができるようになった。
なぜ私は24歳の男の子に
こんなにも振り回されてしまったのだろう。
それはただひたすらに
顔も雰囲気も仕事も感性も
彼の全てが私好みだったから
としか言いようがない。
文学少女だった私が
家の近くの図書館で読み漁っていた
大好きだった外国の小説から
そのまま飛び出してきたような
目が大きくてモデルみたいなイケメンに
甘い言葉を囁き続けられたら
生粋の日本人としては
恋に落ちるしかなかったのです。
それが世間から後ろ指を差されるような
立場であったとしても
おかしいと理性ではわかっていても
高校生の頃のように
純粋に恋する少女の気持ちに
ならざらるを得なかったのです。
でもその魔法はもう消えてしまった。
今では彼は幼い男の子にしか見えません。
どれだけ言い訳を並べられても
「あなたの言葉が好きだよ」
と言われようとも
私はもう
私の大切な、言葉を、時間を、涙を、愛を、
あなたには渡せません。
1/30/2026, 1:45:20 AM