二次創作です
ボーッと外を見ている…
今日も平和だ……
そんなことを思いながら膝の上にいる
彼の頭を撫でる。
本当にこの人は猫にそっくりだ……
気まぐれでのんびり屋。
仕事も良くサボって昼寝をして官兵衛殿に
怒られてる…
しばらくしていると猫がやってくる。
野良猫だろうか……
屋敷の中に入ってきて私にすり寄ってくる…
「ん。どうしたの。猫君。」
猫の頭を撫でると肩に乗ってきて…
頬にキスされた。
「どうしたの?キスしてくれたの。じゃあ
お返しに……」
猫の頬にキスを落としてしばらく猫と戯れる。
すると下の方から不機嫌そうな声が聞こえてくる
「俺がねてる間に猫と楽しそうだね。
俺もキスしたらお返しくれる?」
その声にびっくりしたのか猫はどっかに
行った……
「あっ…行っちゃった……いつ起きてたの
半兵衛。」
「名前が猫と戯れてる時から。」
「最初から起きてるなら言ってよ…」
「それより俺もキスしたらお返しくれるの」
そう言う彼は楽しそうだった……
でもわかってる……
この場所が現実じゃないことくらい
だって彼はもうこの世にいないはずだから……
目が覚めると誰もいないこの屋敷に一人きりに
なる……
そんなの嫌だ……
だから私はこの夢をずっとみていたい……
1/14/2024, 4:20:59 AM