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【キンモクセイ】

いつの間にか香ってくるキンモクセイ。
きみと歩いた遊歩道を思い出す。

今、きみは幸せだろうか?
今、きみは望んだ道を歩いているだろうか?

語った夢は多く、笑い合うことも多かった。
もちろん喧嘩もしたし、口を聞かないこともあった。
それでもきみを想わない日は1日もなくて、
この香りを嗅ぐといつもきみを思い出す。

だから僕はいつも君に問いかけるんだ。
「ねぇ、きみは僕といて幸せかい?」
きみはただ黄金色の花の下、綺麗に笑ってみせる。

11/5/2025, 12:11:32 AM