雨と君
全く君には雨は全く似合わない…
いつも太陽に笑う君、悪く言えばとても騒がしい君。
「雨降ってるじゃん、よし雨を躱して駅までいくぜ!!」
『無理に決まってる。あほなこと言わないで傘をさせ』
僕がいつものように君を窘める。
えー親友のケチと小学生のような事を言う君。
幼い頃から仲だが、多少成長したが変わらぬ君。
そして、雨が降るたび毎度騒がしい。
僕らの高校生活も折り返し地点だ。
あと何度雨と君を一緒に見れるのだろうか?
きっと君の学生生活はここで終わる。
そしたら君は就職するかもしれないし、きっと僕とは違う大学に行くだろう。
それにほんの少し寂しいと思う自分がいる。
僕がこんな事を考えてる事を知れば、きっと君はこう言う
「ずっと親友何だからこの先何度も雨に遭遇するぜ!」
雨が降ろうと、君はずっと僕にとっては太陽だと言うことは僕だけの秘密だ。
9/7/2025, 12:52:21 PM