ただ記す

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『善悪』


善悪…善悪かあ…善悪というと…

ああ、たった今、小さな虫を殺してしまったな。
本当に、たったいま。

教科書の上で暴れていて、邪魔だったから。

これを勉強中に書いているのもどうかというところだが、
なんだか咎められたような気分だ…

一応、おそらく人よりは虫を殺すことに抵抗がある…心を痛めやすい方だ…とは思う。毎回、ごめんなさい…と思いながらそれをしている。

けれど、今自分で言っていて言い訳じみているな、と感じてしまった。結局、やってしまったことは同じなわけで。たしかに私の手によって、私の都合で、この虫の命は終わってしまったのだ。

ただ、これを書いて良心を痛めたところで、今後も同じことがあれば、私は同じ行動をするだろう。

ああ…考えが巡って消化しきれない…。

少しでもこの虫の命が報われるように、今は勉強を頑張ろうと思います。

これで報われるかもわからないけれど、
せめてもの気持ちです。


✽✽✽



ここからは、勉強を終えたあとの執筆

善悪…

人によってその基準や価値観はちがう、

そんな文言がぱっと頭に浮かぶ。

自分にとって善くても、相手にとっては悪だとか。

私の好きなゲームでも、たまに思う。
いま操作してるこの主人公、こちらからすれば世界を救ったヒーローだけれど…あちらからすれば、仲間を問答無用で抹殺していく極悪殺人鬼だよな。怖すぎる。
特に操作方法、チュートリアルの敵なんかは、逆らうことも知らぬまま攻撃を受けて死ぬしかないわけだし、言ってしまえばそれが仕事なわけで、一番残酷かも。いや、ゲーム内の敵はどれも、主人公に倒されるのが務めなのか…

アニメや漫画で、敵側の過去や内面に深くフォーカスしたものが好まれやすいのも、善悪の見え方というものが理由の一つだったりするのだろうか。(ちなみに私も大好き)

そういう、人によって見え方が違う…というのは結構好きだな。

そして、今私が善悪ときいて最初に、それは人によって違うという考えがぱっと浮かんだのは、たぶん色々な場所で似たようなことが言われているからだ。
たまにあるよなあ、自分の考えだと思っていたものが、知らず知らずのうちに他人の受け売りだった、ということ。
でも今回のに関しては、たしかに自分の中に落とし込まれているはず…と思いたい。

それと思い出したのは、最近、とある漫画に出てきて知った「善く生きる」という言葉。ソクラテスさんが提唱した考え方らしい。
私はこの言葉の、「よく」の字が「良く」ではなく「善く」なのに妙に心を惹かれた。意味合い的にも、そこは大事なところなのだろうなあ。私は、洗練された綺麗な日本語、深い日本語などが大好きなので、この言葉は印象に残ったのだ。
哲学について、興味はとてもあるのだけれど、今の時点では全く知識がないから…なにか間違ったことを言ってしまうかもしれない。でも、「善く生きる」ことは、たぶん多くの人にとって理想とされるものなのではないかな。ただ生命を維持するだけでなくて、「善く」生きること。幸せになる努力をすること…?自分の人生に意義を持たせることだろうか。
本来なら、生物としてはただ命さえ繋がっていればいいはずなのに、人はそれ以上を求めるんだもんな。
いや、そもそもなんで命を繋げようとするのだろう。
不思議で、面白くて、どこか残酷だなあ。

なぜか日本国憲法も思い出した。
世の中へ示す、『善』のかたまりみたいなもの。
基本的人権の尊重。自由権、平等権、幸福追求権だったか。…そんなの、わざわざ文字に起こさずとも存在していてほしいけれど…ほしいけれど、そうもいかないんだもんな。ほんとうに、人間の世界は複雑になりすぎたような気がする。

あと、公共の福祉というのもすごいよなあ。本当によくできている、と思う。権利は持っていていい、けれど、ひとりひとりがあまりに自由に権利を行使しすぎると、それはぶつかり合って、他人の権利の侵害になる…だからそれを考えて使ってください、
こういうのは実体も明確な基準もないから、とても難しいことだと思う。
憲法だって、破ろうと思えば破れてしまうから。
改正だってできてしまうわけだし。
世界って本当に脆い。
最近はよくそれを感じる。

✽✽✽

さて、これは二通目だけれど、
先程初めての執筆を終え、皆さんの作品を見たとき、
このアプリでものを書く人たちはみんな、心から言葉を紡ぐことが好きなんだなと、身に沁みて感じた。

あと、比べると私の文章がかなり長かったのでびっくりした。
私は昔から、文を長く書きがちだ。
けれどこれもまた、私の文章の、言葉の形であって。
ありのままに書いた文章は、その人自身を表してくれると思うから、いいのだと思う。
このアプリの中でくらい、まるで国語のテストのように字数に縛られなくたっていいじゃないか。

とはいえ、みなさんの人間としての内側が紡がれた言葉たちは、本当にきれいで、美しくて…

私の大好きな世界だな、と思った。

これからも文章を記していきたいです。
そして、みなさんの生み出す言葉たちと、
それらが体現しうる、みなさん自身に触れていたいな。


(ニ)

4/26/2026, 1:33:29 PM