#たくさんの想い出
私は趣味人で、結婚も出産も遅い方でした。早く産んでいたらまた違った人生もあったのかな、と考えることはありますが、今のところ後悔はありません。友人たちといっしょに、趣味を全力で楽しめたからこその今だと思っています。
飲酒無しで明け方までカラオケ。あの頃は月に2から3回のペースでカラオケに通っていました。
夜明け前に家を出て、何時間も炎天下に並んだコミックマーケット。翌日も仕事な上、職場の忘年会まであるのに完徹して原稿を書いたり、空が白むまでチャットしたりもしました。
横浜で開催されるイベントへの定期参加。毎回宿を変えて、せっかくだからとゲルマニウム温浴に行ったり、ちょっと良いお店でご飯を食べました。
Twitterのオフ会では、自分が1番年上だったことにショックを受けたりもしました。年齢のことで言うと、イベントのために出かけたマルイのサマンサタバサ、25歳以上お断り♡みたいなことが書いてあって、友人といっしょに「私達はダメじゃん!」と笑いました。
温泉旅館で食べた蝦蛄、いっしょに行った友人たちが誰も食べなくて、何故かと訊いたら「裏が虫みたい」と言われ、私まで食べたくなくなりました。
読売旅行で宝塚の観劇ツアーに参加したこともありました。お昼はビュッフェで、知らないご婦人に「あっちにカニがあるわよ!カニは食べないともったいないよ!」と話しかけられ、カニが苦手な私と友人は苦笑しかできませんでした。
父が水族館のチケットをくれた時、彼氏がいるにも関わらず友人を誘って2人で行きました。その時に買ったイルカちゃんは今もリビングに飾られています。
他にも富士急ハイランドや、アスレチックなど、友人たちとの思い出は枚挙に遑がありません。
とにかく週末になると誰かしら友人に会っていました。全員が趣味人でした。そのおかげで、私達は揃って結婚出産が遅くなり、子供たちも同世代です。次は子供たちもいっしょに、たくさんの想い出を作っていくのでしょう。
11/18/2024, 1:10:30 PM