無気力

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真っ暗な部屋の中、強烈な光を放つ。
微かに聴こえてくる音。
時計に目を向けると短針は12を超えていた。
反対側に体を倒すと大きな背がこちらを向いている。
―ようやく眠れそうだったのに。
大きな背に触れようと手を伸ばしかけたが、布団の中に戻す。
「ねえ、そろそろ終わりにして」
返答はない。
その代わりに暗闇と静寂が訪れる。

『太陽のような』

2/22/2023, 11:23:34 AM