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あの日の温もり
あの頃の君は何でもできてかっこいい奴だった

時々差し伸べてくれた優しさは
見せてくれた背中はすごく大きく見えた。

今、視野が広くなった今君をみると
逃げて軽くちょっかいだすような奴だった

時々差し出した手は気まぐれで、
いざというときにいなかったのは
よく背中が見えていたのは


『逃げていたから』だった


それでもあの時のあの年のあの月のあの日の
私の希望になってたあの温かさが忘れられなくて
今日も逃げる彼の姿を追い続けて涙を流す。

2/28/2025, 11:06:06 AM